幻の技術と言われている「木目金」について。

November 30, 2011, 11:37

木目金」この単語を見ただけでは、読み方も意味もピンと来ません。知っている人は知っているけれども、知らない人や、一生「木目金」に関わることがない人もいるかもしれません。私自身も初めて聞いた言葉だったので、調べてみて色々なことがわかりました。「木目金」は、古い歴史を持ち、伝統文化としての一面もあるそうです。長い歴史の中で、継承者が居なくなった為に一旦は「木目金」の歴史は途切れたそうですが、後に復活を遂げたと言われています。


日本の伝統芸能でもある「木目金」は、「もくめがね」と読みます。金、銀、銅、赤銅、四分一などの原料を何枚も重ね、何度も熱しては叩き、地金を作る日本の伝統技法でもあるそうです。江戸時代に生まれた技術で、木目状の模様を金属の色の違いから表現する、金属の加工技術であり、日本独自のものだそうです。現代では、結婚指輪などのアクセサリー作りにも利用されている技術ですが、元々は刀装備(刀の鍔部分)に利用されていたとのことです。


「幻の技術」とまで言われている「木目金」ですが、現代では木目金職人やジュエリーデザイナーと呼ばれる人が全国に存在しているようです。今でも限られた人がその木目金の技術を継承しているようですが、大量生産は今も昔も困難であるようです。また、指輪のサイズ直しなどのメンテナンスの際には、木目金職人でないと難しいと言われるほどです。主に木目金の技術を利用した指輪は、オーダーメイドで作られているようです。